西中日記 2025

エピペン研修

2025年4月22日 17時00分

4月21日(月)職員会議の後、エピペン研修会を実施しました。

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保健室に教職員が集まり、プリントを元に講師の養護教諭から説明を受けました。

 

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初任の2人の教諭が、それぞれ担任教諭役とアレルギー反応を起こした生徒役を務めます。具合が悪くなったり、呼吸に変調を来したらすぐにその場に横にして、足を高く上げます。保健室まで歩いて連れて行ってはいけません。その場を動かさず、安静を保ちます。担任は周りの生徒に指示して、他の教職員を呼ばせたり、管理職に連絡させたり、エピペンを取り出させたり、AEDを持ってこさせたり、救急車を呼ばせたり、今起きていることを時系列で記録させたりします。担任は本人のそばを離れません。これはしっかり訓練しておかないと、落ち着いて対応することが難しいです。

 

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みんな真剣な表情で研修を受けいます。エピペンのお尻にある安全キャップを取り、可能ならば本人に持たせ、その手を上から握って一緒に太ももに射します。すぐに抜くことなく、しばらくグリグリともむようにして、薬液(アドレナリンが主成分です)が全て注入されるようにします。終わったらエピペンは保管し、救急隊員に手渡します。

 

本校にはエピペンを持参している生徒が複数います。エピペンを使用しなければならない事態が起こらないことを願いつつ、万一の時に対応できるようしっかりと研修しています。