西中日記 2025

教育実習生精錬授業

2025年5月29日 14時00分

5月12日(月)から、本校卒業生が3週間にわたって国語科を中心に教育実習をしています。今日はその集大成に当たる「精錬授業」を行いました。

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3年7組で行いました。小川洋子氏の「なぜ物語が必要なのか」の読解で、「筆者の考えに対して、自分の過去の経験を基に考えを書き、伝え合おう」という学習課題に取り組みます。

 

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筆者の文章にある「洋二郎さんとアンネにとっての安全地帯」とは何か、また、筆者が考える「物語の力」とは何か、今まで学習してきたことを振り返りながら短くまとめ、発表しました。

 

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国語科職員を中心に、たくさんの教職員が参観しています。

 

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「『人間は誰しも、自分の物語を作りながら生きている。そうでなければ生きていけない。』という筆者の考えに対して、自分の経験から自分の考えを述べよう」と指示が出ました。隣近所同士で意見を交換したり、実習生から助言をもらったりしながら、ノートに自分の考えを書き込みました。

 

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書き終えたら4人くらいの小グループでお互いの考えを聞き合います。それぞれ筆者の意見に賛成もあれば、反対もあります。お互いがどんな考えを持っているのかを知ることができました。

 

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最後に2人の生徒がそれぞれ自分の考えを述べました。発表を終えるとクラスメートから拍手が上がっていました。

 

この精錬授業を組み立てるまで、教育実習生は教材研究に時間をかけて準備してきました。その成果を十分に出すことができた授業だったと思います。実習は明日5月30日(金)で終わりますが、しっかり単位を取って、学校現場でまた会える日が来ることを楽しみにしています。