銀杏祭合唱コンクール
2025年10月23日 19時59分開会式
まずはじめに、本日、審査をしてくださる先生を紹介します。岸國雄先生です。岸先生は長らく中学校現場で合唱指導をはじめ、音楽科の指導に力を尽くされました。現在は、四街道市立旭小学校で教頭先生としてもご活躍なさっています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
さて、769名の全校生徒を前に歌うなんて、ドキドキしますね。こうした緊張やドキドキを味わうことができるのは、幸せなことです。こんな幸せを感じながら、ぜひ練習で培った力をこのステージ上で存分に発揮してください。
今日の本番を迎えるまで、各クラスとも曲を作り上げる困難に直面し、みんなで乗り越えてきたと思います。どのクラスも、誰しもが最優秀賞をめざして取り組んできたと思いますが、本当に大事なのは実は賞ではなく、全員が協力して一曲にまとめ上げたその道のりこそが、一番大切で価値があり、大人になって振り返ったときに、自分たちはがんばったよな・・・と思い起こされるはずです。
今年の合唱祭スローガンは「届け!僕らの絆歌(サウンド)~心ひとつに深める絆~」です。大人になっても、カラオケなどで歌を楽しむことはできますが、みんなで合唱曲を合唱する機会は学生時代しかありません。今日は歌が得意な人も、そうでない人も、クラスの声を一つに合わせ、みんなの思いをまとめて心を一つにして歌ってほしいと思います。この仲間と歌える、このメンバーならではのハーモニーを心に刻んでください。最高の歌声を響かせ、思い出に残るすばらしい合唱祭にしてください。期待しています。
閉会式
入賞した学級のみなさん、おめでとうございます。しかしどの学級の合唱も、それぞれ自分たちで同曲を表現するか、特徴があり工夫があり、本当に心に残るすばらしい歌声だったと思います。ほんの髪の毛一筋の差でした。どのクラスも、入賞クラスが発表されるまで「うちのクラスに違いない」と感じていたことでしょう。校長室で、講師の先生も本当に迷っていました。すばらしかったです。ここまで頑張ってきたお互いを称え、お互いに拍手を送りましょう。
特に3年生は、さすが西中の最上級生だなあ、最高学年だなあという圧巻の歌声でした。迫力があり、どのクラスもよく響いていました。後輩たちに西中の歌声とはこういうものだ、かくあるべきだとよき伝統を体感させてくれました。どうもありがとう!
合唱はカラオケと違い、一人ではできません。歌が得意な人も、苦手な人も、みんなで歌ったことが大切なんです。練習を重ねる中で、仲間と強い絆が出来ただろうと思います。銀杏祭は終わりましたが、来年はこの3年生の歌声に負けないような、さらに素晴らしい合唱をめざし、うちの学校を歌声で一杯にしてほしいと思います。
今日は一日、本当にすばらしい、幸せな時間を過ごしました。どうもありがとうございました。