西中日記 2025

昨日12月11日(木)5～6校時にかけて、職場体験学習を経験した2年生が、この学習で行ったことや学んだこと、感じたことなどをスライドにまとめ、1年生に向けてプレゼンをする職場体験発表会を実施しました。

2年生は体験事業所ごとに6～7チームずつ、10会場に分かれます。どの会場にも小売り・販売業や飲食・接客業、医療・福祉分野や教育・保育分野、公共・公的機関やスポーツ、ものづくり・自動車や衣服・美容、農業などの業種のうち、5～6種類がまんべんなく配置されています。

発表する2年生のみんなは、スライドショーにクイズなどを交え、観衆の1年生を飽きさせません。こんな活動をし、こんなことを学んだと一生懸命伝えています。実演してみせるチームもありました。

根拠に基づいてプレゼンテーションする力、経験したことや考えたことを相手に伝わるように表現する力は、本校教育目標で生徒たちにつけさせたいと目指している力です。それに加えて、発表に対して質問する力、聞く力も重要なんですよね。クイズに対する反応だけでなく、それぞれの職場で体験したことについて、1年生からいくつも質問が上がっていました。質問できるということは、それだけしっかり発表を聞いて考えていたということです。プレゼンしていた2年生たちも、質問されるとやりがいを感じます。しっかりと答えていました。こういうやりとりが考える力を伸ばすんですよね。

職場体験学習を経て、2年生は一回りたくましく成長したようです。そんな2年生の姿を見て、1年生たちは「来年はどういう業種に挑戦しようかな」「あの事業所に行ってみたい」などと早くも1年後に思いをはせていました。2年生のみなさん、学習のまとめと発表会の準備、そして実際のプレゼンと大車輪の活躍でしたね。Good job！