2年防犯教室
2022年7月4日 13時44分 千葉県警察本部、生活安全部少年課のスクールサポータの方を講師にお招きし、『防犯教室』を開きました。
本日の内容は、
〈薬物乱用防止〉
①シンナーの危険
シンナーは、発泡スチロールを溶かし、脳が萎縮し歯は溶けてしまう。
②麻薬の危険
興奮作用(覚醒剤、コカイン)、陶酔感(モルヒネ、ヘロイン)、幻覚作用(大麻、LSD、MDMA)について、常習性や心身の心身に重大なダメージを与える。
③危険ドラッグの危険
麻薬と同じような作用があり、見た目はかわいらしく色とりどりの錠剤などになっている。
④インターネットを通じて売買
これらの売買は、インターネットを通じて行われ、暴力団とつながっているケースが高い。
⑤たばこの危険
成人年齢は18歳になったが、たばこや飲酒は20歳から。たばこを吸う人の肺のようすや、副流煙の方が体に悪い。
〈インターネットの活用の仕方(ネットリテラシーの構築)〉
①SNSの危険
LINE、Facebookなど、上手に使えば便利なものだが、使い方を間違えると
・生活が振り回される
・コミュニケーショントラブルが起こる
・犯罪の加害者被害者になることもある
②ネットいじめ
・みんなも書いているからこのくらい書いても大丈夫
・次は自分が攻撃されると思うと.......
悪口は、絶対に書き込まない。警察に被害届が出され、裁判所に被害賠償訴訟も起こるもある。
③画像や個人情報を書き込まない。
・裸や下着の写真は絶対に送らない。児童ポルノ事件に発展してしまう。
・いったんネット上に流出すると、拡散され、全てを削除することはできなくなる。
多くの生徒が、スマートフォンを使っているようです。正しく使えば便利ですが、どうしても相手が見えない状況の中ですから、相手を察して書き込むことができないし、書き込んだ文書も、人によって解釈が異なりトラブルになることが多い。どんな状況でも、絶対に相手の悪口は書き込まないようにしていかないと人間関係はくずれてしまいます。スマートフォン(SNS)を使うときは十分に気をつけなければいけないことを学びました。