職員研修
2024年8月22日 09時00分8月21日(水)午後は、まずAED研修からスタートしました。
保健体育科担当を講師に、Chromebookを使ってスライドと映像で研修します。
小学生までと比べて中学生・高校生になると、突然死の発生する件数が急に多くなります。これは運動強度が上がるからと考えられているようです。
20代の若者が、フットサル中にボールが当たって心臓しんとうにより心臓が停止してしまったが、AEDをすばやく適切に用いたために後遺症も無く無事に回復したという動画を視聴しました。
専門家によれば「心臓しんとうはもともと病気ではなく、健康な心臓でも起こる。あらかじめこの人に起こると予測するのは不可能に近い。脈もなく、呼吸もなく、意識もない状態が数分間以上続くとどんどん体の細胞が死んでしまうので、そのまま放っておくと死を迎える。1分経つごとに1割ずつ助かる可能性が減るから、救急隊の到着を待つというアプローチではいけない。」そうです。
呼吸がない、あるいは通常の呼吸と違う場合にはまず胸骨圧迫。人口呼吸は必須ではありません。まずは胸骨圧迫(心臓マッサージ)です。そしてAEDを運んできてもらい、音声に従って装着し、機械に任せます。
電気ショックをしたあとも、音声に従って救急隊到着まで胸骨圧迫を続けます。
また、別の動画で「死戦期呼吸」についても学びました。
こうした状態の人がいたら、まず胸骨圧迫、そしてAEDを使用します。本校には武道場前にAEDを備えてあります。何もないことを祈りつつ、何かあったときのために準備をしています。
そのあとは各教科や領域に分かれて、2学期に行う授業研修会のための指導案検討会を持ちました。
社会科 道徳科
特別支援教育 保健体育科
理科 数学科
夏休み中、生徒のみなさんも勉強をしていると思いますが、私たち教職員も授業を組み立てるために勉強しています。お互い勉強ですね~。一緒にがんばりましょう!